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わかば会 講師コラム

わかば会講師のコラムです。わかば会講師の日常から、受験に関するお役立ち情報、皆さんへのメッセージ等をお届けします。

コラム

「これどうやって覚えたらいいがけ?]

英語や国語などの文系教科を指導していると生徒からよく出る質問、
「先生、これどうやって覚えたらいいがけ?」

覚えるべき単語や文法は次々と出てきます。
そうした新しい知識はまずしっかりと脳に記銘され、保持され、
そして再生されねばなりません。
覚えるのが苦手な生徒は、記憶の回路のどこかでつまずくのかもしれませんね。

テストは多くの部分が記憶力をためす問題だといっても過言ではないでしょう。
記憶力はテストにおいてはきわめて重要です。

指導者が、まず新しい知識を生徒に教えるときには、それをいかに印象づけるかです。
図を描いてみせたり、発音させたり、論理的に説明したりさまざまな工夫が必要となります。
生徒とのコミュニケーションを図りながら、何とか彼らの頭のなかに知識を定着させなければなりません。

ここでは指導者の「教える力量」が問われるわけです。

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次のポイントは、知識の収納の問題です。
脳はよく大きな倉庫に例えられます。
倉庫の中にはいくつものフォルダーがあり、新たな情報はいったんそこに収納されます。
たとえば、倉庫の中の英文法のフォルダーに今日習った「仮定法」が収納されるという具合に。

しかしこの収納は手入れを怠ると記憶が劣化していきます。

ここでの働きかけが、記憶が単なる短期記憶か長期記憶のどちらになるかが決まります。
問題トレーニングの宿題を課したり、確認テストをしたりと記憶を保持するための工夫が必要です。

ここで指導者が生徒を「どれだけ見ているか」が問われます。

最後に記憶の再生です。
いかに知識の入力と保持がうまくいっても、試験でその記憶がすばやく再生され表現されなければ意味がありません。
定期的に反復して記憶をリフレッシュさせなければなりません。指導者が反復すべき教材を指定して、それをしつこく生徒に反復させることです。

たとえば、一冊の単語集や文法書を何度も繰り返させることが効果的です。
ここで指導者の生徒に対する「しつこさ」が問われます。

記憶は単純作業ですから本来退屈なものです。
だから、指導者がつかず自分だけで進めるときは、ここまで覚えたら休憩しようとか、なにか食べようとか、自分にご褒美をあげるような、ゲーム感覚で楽しめる工夫も必要ですね。

                                           (わかば会文系担当者から)

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わかば会では新しい2019年度が始まりました。

春期講習会を3月25日から開始しています。
https://www.wakaba-kai.co.jp/koushukai/spring.html
( 新中1と新高1の方はK型個別が、4回分まで無料です。)

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