2022年度 開始にあたって
ご挨拶
わかば会代表 安田廣志
日頃よりわかば会に変わらぬご支援をいただき、厚く御礼申し上げます。
わかば会は1993年5月に創業し、31年目の節目を迎えようとしております。
創業から現在まで、一貫して、個別指導の塾として活動してきました。
最近では、以前に通っておられた方のお子様にご入会頂くようにもなりました。
全く、塾屋冥利に尽きるものと感謝しております。
この30年の間で、指導要領の改訂や入試内容の変化等々、
子供たちを取り巻く教育の状況は様変わりしました。
最近では国立大学の法人化や大学自体が変わり、大学入試も大きく変わろうとしています。
ご父母の方も、ご自身の体験と異なるお子様の学習内容や大学入試の有様などの変化を、
驚きをもって見つめておられることと思います。
これまで、わかば会では個別指導を武器として、「解らないところを解るように」
「苦手なところをそうでないようにする」をモットーに進めてきました。
理解してできるようになることが「自信を持ち、自ら前に進む力を得ることなる」からです。
これからもこの姿勢にいささかも変化はありません。
さて、新しいことを学びながら既習内容を入試レベルに持ち上げ、
第一志望校への合格を果たすには、2つのことが大事です。
まずは、生徒が学習している内容で躓いている箇所をすぐに解決することです。
次は、学習したことをなるべく早くに入試レベルに持ち上げ頭の中に収納することが必要です。
そのためには、同じ単元を最低3回は学習することが大事とよく言われます。
1回目は学校の授業が始まる前に内容をざっと「予習」してその概略を知ること。
2回目は、「復習」のつもりで授業を聞き内容を頭に入れる。
3回目の学習は、学んだことを"仕組み"として頭の中に入れるための「問題練習」です。
「予習→復習→練習」それぞれの段階の密度をさらに大きくすることも重要です。
創業以来、この一連の流れをどうすれば効率よく実現できるかを考えつつ今に至っています。
最近数年間でICTの技術が長足の進歩を遂げ様々な動画教材を目にするようになりました。
その中で、昨年にリクルート社が、"スタディサプリ"を
学校だけでなく、塾にも公開するとの情報を得ました。
スタディサプリの動画教材は小中高全学年の内容が揃い、
受講者は全ての学年のものを視聴することができます。
しかも、各単元内容が3、4段階のレベルに用意されています。
この教材ならば予習はもちろん、苦手な学習内容においては前学年の復習も可能です。
教材内容とこの利便性も踏まえ、K型個別指導等でスタディサプリを採用することにいたします。
もちろん教材がどのように素晴らしくとも、
指導者と生徒が使いこなせなければ絵にかいた餅となります。
まずは、生徒がスタディサプリを使い成績向上へと励むようにすることが、
わかば会の重要な役目と考えております。
わかば会は大きな塾ではありませんが、志を高く掲げて、
この時勢の変化を乗り切ろうとしている生徒の皆さんの
一層のお役に立てるよう努力することをお誓いします。
なにとぞ、これまで以上にわかば会へのご支援、ご鞭撻を賜ります様お願いいたします。
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